

多治見修道院の概要
1930年にカトリック神言修道会の宣教師モール神父によって設立された多治見修道院は、地上3階、地下1階の木造建築で、中世ヨーロッパを思わせる雰囲気を持ち、多くの市民に親しまれてきました。修道院の周囲の畑で栽培されたぶどうを使い、1933年から地下でワインが醸造され愛飲されてきた歴史もありますが、現在は製造されていません。修道院のバロック建築と美しく緑豊かな中庭は、多くの人々の“心の風景”となっています。
なぜ寄付を募っているのか
1930年にカトリック神言修道会によって建てられた多治見修道院は、日本三大修道院の一つに数えられますが、設立から95年が経ち、老朽化の進行を理由に解体の方針が決定しています。これまで現場を守る方々の多大な尽力で維持されてきましたが、施設の安全性を確保するためには多額の資金が必要な状況です。
虎渓山の麓にある多治見修道院は、お花見やライトアップ、学生の野外研修、年に一度のワインフェスタなどが開かれ、市民にとって大切な場所です。“修道院のある景色”は市民が誇るべき財産であり、「未来」に残していきたい風景だと考えられています。多治見修道院の「未来」を考える上で建物の状態を正しく把握することは不可欠ですが、建物の耐震調査だけでも多くの予算が必要です。
わたしたちが叶えたいこと
多治見商工会議所、笠原町商工会、多治見青年会議所、多治見市文化振興事業団、たじみDMO(多治見市観光協会)、そして多治見市を構成員とする「多治見修道院建物調査実行委員会」が立ち上がりました。私たちは、多治見修道院の所有者である神言修道会と協議を重ねた結果、建物の耐震調査を実施すること、そしてそのための財源として寄付金を募集することについて了承を得ました。
建物耐震調査に必要な費用は、耐震診断等に約2,200万円、改修費用把握のための設計費に約2,000万円以上を見込んでいます。寄付金が集まれば、2026年度に調査を実施する予定です。
今回の耐震調査は、多治見にとって大切な風景を守るための第一歩です。まだ建物を残せる保証はありませんが、可能性を模索するこの取り組みを、市民の皆さんとともに進めていきたいと考えています。ぜひともご支援をお願い申し上げます。
寄付金情報
- 募集期間
令和7(2025)年7月から令和8(2026)年2月まで - 募集対象及び金額
(1)個人:3,000 円以上
(2)企業・団体:10,000円以上
※個人の場合は1,000円単位、企業・団体の場合は10,000 円単位のご寄付をお願いいたします。
寄付方法
STEP1 寄付申込フォームご記入・送信いただいた後
STEP2-1、STEP2-2のいずれかの方法によりご寄付いただくことができます。
該当する「寄付申込フォーム」に必要事項をご記入・送信ください。
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金融機関口座からの寄付の場合
〈 振込先 〉
金融機関名:東濃信用金庫本店営業部
口座名義:多治見修道院建物調査実行委員会(タジミシユウドウインタテモノチヨウサジツコウイインカイ)
口座種類:普通預金
口座番号:1403085
※東濃信用金庫本支店の窓口で手続する場合は、振込手数料が無料となります。その他の場合、振込手数料は寄付者負担となります。
インターネットからの寄付の場合
インターネット寄付決済サービス「Syncable」によりクレジットカード、銀行振込によるご寄付が可能です。
※決済額の5.5%をシステム利用料および手数料に係る消費税としてご負担いただくこととなります。
ご厚意に対する謝意
ご芳名の公開をご承諾いただける場合に限り、当ページ上にご芳名を掲載させていただきます
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寄付金に対する税制優遇措置
(1)個人又は団体が寄付する場合
→ 税制優遇措置の対象とはなりません。
(2)企業が寄付する場合
→ 税法上、一般の寄付金にあたり、わずかな割合の金額が損金算入できる場合があります。詳細は、税務署、税理士にご相談ください。
個人情報の取扱い
寄付金募集にあたり収集した住所・氏名等の個人情報は、その他の目的で使用することはありません。
お問合せ先
多治見修道院建物調査実行委員会事務局
たじみDMO
多治見市本町3-25 ヒラクビル3F
TEL 0572-23-2636
